
対物業務 から 対人業務 へ シフトチェンジを実現するには調剤業務の自動化がカギ
薬局業界でも進むDX。薬剤師・薬局の在り方についての見直しが求められています。当メディアでは、デジタル化を推進し、薬剤師の働き方や地域医療への関わり方に変革を起こす薬局DXを実現するための方法についてご紹介します。

薬局業界でも進むDX。薬剤師・薬局の在り方についての見直しが求められています。当メディアでは、デジタル化を推進し、薬剤師の働き方や地域医療への関わり方に変革を起こす薬局DXを実現するための方法についてご紹介します。
2019年に改正された薬機法により、患者への服薬指導や服用期間中のフォローが義務化。さらに政府が推進する「地域包括ケアシステム」では、高齢者対応や持続可能な社会の維持のために、薬剤師が在宅医療の一端を担う存在となり、患者への対面業務(服薬指導等)を行うことが求められています。 そのためにも、薬局DXを推進し、対物業務から対人業務へシフトすることが重要なのです。DX化を図り薬剤師の業務を効率化することで、患者に寄り添った付加価値の高い対面業務を実現できます。 これらには、ICTの活用(デジタル化)が前提となり、今後薬剤師に求められる仕事のあり方も変わっていくでしょう。
参照元:厚生労働省「患者のための薬局ビジョン実現のための実態調査報告」(PDF)https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/actionplan02.pdf)
参照元:厚生労働省「患者のための薬局ビジョン~「門前」から「かかりつけ」、そして「地域」へ~ 」(PDF)https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/vision_1.pdf
2025年には、75歳以上人口の占める割合は18.1%に上昇し、認知症高齢者の数も700万人に達すると予測。薬局には「地域包括ケアシステム」の一翼を担うことが求められていきます。かかりつけ薬局の機能を果たし、地域包括ケアの一翼を担うためには、各薬局が機能の充実・強化を図る必要があります。
地域包括ケアシステム…住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを
人生の最期まで続けることができることを目的として、
住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステム。
薬局を利用する患者にアンケートをとったところ、薬局に求めることは「薬についてわかりやすく説明してほしい」が最も多く、国が掲げる患者に寄り添う存在としての役割と同じ。
参照元:厚生労働省 患者のための薬局ビジョン実現のための実態調査報告(PDF)(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/actionplan02.pdf)を元に作成|数字の大きかったモノをピックアップ。
かかりつけ薬剤師の役割を踏まえれば、薬剤師は従来の調剤室での調製等、患者とは接しない業務から、患者が医薬分業のメリットを実感できるよう、処方内容のチェック、重複投薬や飲み合わせの確認、丁寧な服薬指導などの「対人業務」を増やしていく必要があります。さらに、在宅医療現場など薬局外での活動、地域包括ケアにおける取組も求められるため、薬剤師が対人業務においてより専門性を発揮できるよう、薬剤師・薬局業務の見直しを行う必要があります。
経済産業省「DXレポート」によると、DXに乗り遅れたら「市場の変化に対応して、ビジネス・モデルを柔軟・迅速に変更することができず、デジタル弱者になり、生き残りが難しい」と言われています。この事柄を薬局に置き換えて考えてみれば、次のようなシナリオも考えられるでしょう。参照元:経済産業省‗D X レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~_PDF(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_01.pdf)
調剤報酬改定による調剤料の減少、対人業務などの薬剤師の専門性を発揮する業務に重きを求められていく流れが加速しつつある中、人ではなくてもよい作業を自動化し、効率を図らないと人手不足だけでなく、今後の薬局経営は成り立たなくなるでしょう。
患者の視点で考えれば、薬を受取る為に待合室で待つ時間は無いほうがよく、不安なことは薬剤師にしっかりと相談できる薬局がよいのは明白です。自分にとって便利な薬局を選ぶようになるでしょう。
そこで当メディアでは、薬剤師の時間がとられてしまう「調剤業務を自動化する」ことをご提案します。アナログな作業で時間がかかってしまっている業務の効率化を図り、その浮いた時間でより患者さんとのコミュニケーションをとれる時間を確保できます。患者さんとの関係向上につなげていくことが薬局DXへの第一歩になります。
DXといってもアプローチする方法や実現する手段は様々。 分包機や監査システムを入れるのは様々なメーカーでできますが、ここではDXを誰のためにするのか、コンセプトを発信している2社に注目して紹介しています。
「分包機メーカー」「水薬調剤 メーカー」「ー包化鑑査支援システム」「調剤機器メーカー」でGoogle検索。上位に表示された20社のうち、調剤業務の自動化・効率化に有効な「全自動錠剤分包機」「全自動錠剤・散薬分包機」「調剤鑑査支援システム」を取り揃えている3社を選定。(2022年5月17日調査時点)
調剤~投薬に至るまでの各工程の作業時間を可視化し、薬局業務の問題点を明らかにします。 作業負担の軽減を適切に行い、患者さんへのサービス向上を目指すサポートをします。
錠剤の手巻き作業、秤量、手間のかかる作業を機器やシステムで自動化し、薬剤師の時間に余裕を生み出します。 対面業務を最優先できるよう、手作業を極力削減するためのシステム、機器導入の提案をします。
監査業務などの重要かつ、人的ミスの生じやすい業務を機械的なチェックで誰がいつ行っても、同じ結果が得られる調剤環境を実現します。 薬局の規模に合わせてトータルで人手不足解消を目指します。
ハスク薬局では、錠剤カセット400個を搭載したトーショー製全自動錠剤分包機Xana-4001U2を核としたシステムを導入。徹底した錠剤一包化調剤の効率化を図っている。一包化した錠剤はトーショーのMDM+MDCシステムで鑑査を行うことで、調剤過誤のリスクも防止。
和田病院では錠剤分包機や鑑査システム、注射薬の鑑査を自動化するハンディ機器などを導入し、調剤業務の効率化と正確性の向上を図っている。薬全体の調剤ミスを防ぐことができるようになり、対人業務(薬剤管理指導業務、委員会など)へ取り組む時間を増やすことにも成功した。
社名 | 株式会社トーショー |
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所在地 | 東京都大田区東糀谷3-8-8 |
事業内容 | 病院薬局・調剤薬局の設備、及び機器の製造販売卸、薬局環境設備器具、及び薬剤包装機各種の製造販売卸、医用総合機材の製造販売卸 |
公式サイトURL | https://www.tosho.cc/ |
営業時間 | 9:00~17:00 |
調製作業を自動するために、調剤機器の導入と薬剤師以外の操作でも稼働できるようにします。 調剤スペースに滞在する時間を0にして、服薬指導などの対人業務の時間を充実させます。
調製作業を任せるために誰でも正確に操作できる調剤機器をzeroシリーズで実現。 薬学的知見を伴う判断ゼロを調剤機器によって成立させます。
調製作業のフルオートメーションを実現し、薬剤師は調製、調剤作業をしなくなり、対人業務に専念することができます。 水剤分注機、監査システム、散薬秤量機、散薬分包機のZeroシリーズを導入することで、自動化を目指します。
1日150枚の調剤業務を行っている加賀こころの病院では、調剤している時間の半分を鑑査に費やしており、スタッフへの精神的な負担が増加。湯山のタブサイトを導入することで、鑑査にかかる負荷と精神的な負担が大幅に減り、処方内容に時間を費やせるようになった。
在宅患者が多く、一包化調剤の増加による負担が大きくなっていたスギ薬局。湯山の全自動散薬分包機Single-R93Ⅲを導入することで、調剤業務の効率化を図ることに成功した。薬剤師からは「ユニーバサルカセットは多くの薬剤に対応出来るので、使いやすくて本当にいい」との声も。
社名 | 株式会社 湯山製作所 |
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所在地 | 大阪府豊中市名神口1丁目4番30号 |
事業内容 | 病院、医院、保険薬局の調剤機器、設備・システム及び滅菌器、電子カルテシステムの開発・製造 |
公式サイトURL | https://www.yuyama.co.jp/ |
営業時間 | 記載なし |
タカゾノでは、医療機器や調剤機器の製造販売だけでなく、様々な技術を統合したソリューションを提供しています。大量処方に対応した全自動分包機をはじめ、水剤分注装置、注射薬自動払出システム、電子カルテなどの取り扱いもあり、環境に合わせて豊富な機器から選ぶことができます。
他社メーカーと比べると、コンパクトな調剤機器を豊富に展開しているのがタカゾノの特徴のひとつです。60cm四方のスペースに設置ができる錠剤分包機や、iPad touchを使った鑑査システムなどもあり、1人薬局でも導入がしやすく、小規模からDX推進に取り組めるのも魅力です。
全国30箇所以上の営業拠点があります。購入後のメンテナンスについては、近隣の営業所に連絡、もしくは公式HPからの問い合わせも可能。また、調剤機器はなかなか実物を見て決めることができないのが悩みのひとつですが、公式HPにバーチャルショールームがあり、そちらで機器を置いた際のイメージや動画を確認できます。
ピーク時に大勢の患者が来店することで薬剤師がピッキング作業に手を取られてしまい、流れが止まるのが課題だったという芙蓉薬局。Tiaraを導入してからは作業効率が改善し、ピッキングミスがほとんどなくなるまでに減少した。記録として残せる安心感も嬉しいとのこと。
社名 | 株式会社タカゾノ |
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所在地 | 大阪府大阪市中央区道修町1-4-2 |
事業内容 | 医療機器・医療システムの企画・開発・製造・販売 |
公式サイトURL | https://www.takazono.co.jp/index.html |
営業時間 | 記載なし |
デジタル化を推進し、薬剤師の働き方や地域医療への関わり方に変革を起こす薬局DX。しかし、どこからはじめればいいのかと考える方もいるのではないでしょうか。ここでは、薬局が抱える悩みから薬局DXを図る方法を探ります。
薬剤の分包や鑑査は薬剤師への負担が大きく、人の手で行うことで調剤過誤を増やすリスクも…。機械で処方内容に合わせて正確に一包化できる自動分包機や調剤過誤を防ぐ鑑査システムを導入すれば、調剤過誤や服薬漏れを防ぎ、薬剤師のストレスや負担を軽減。さらに業務効率化にも繋がります。
調剤薬局のレセコンと連動して、患者さんの薬の処方歴や副作用歴、服薬指導などを電子的に記録できる、電子薬歴。薬歴入力にかかる時間や手間を軽減、薬歴残業をなくしコスト削減を図ることが可能です。さらに、質の高い服薬指導ができるようになります。
時間がかかる調剤業務の自動化や薬の分包や鑑査を自動化するマシンを導入すれば、待ち時間を減らすことが可能に。患者とのコミュニケーションの時間を増やすことができるので、満足度が高まりクレーム対策にもつながります。また、患者さんを呼び出すシステムやアプリを導入することで、患者さんの待ち時間を減らすことが可能です。
薬局DXを推進することで、オンライン服役指導や高齢者の在宅医療など、新たなニーズを開発することも可能です。患者に寄り添ったサービスを提供することで付加価値が高まり、薬をもらうだけの場所から選ばれる薬局へとシフトできるでしょう。
デジタル化を推進し、薬剤師の働き方に変革を起こす薬局DX。ここでは、受付・調剤・薬剤チェック・お渡しの4つの業務別に自動化でできることやメリットを紹介しますので、是非ご参考にしてください。
患者から受付した処方箋を調剤事務がレセコン(レセプト・コンピューター。診療報酬明細書を作成するシステム)に入力する
一般的な薬局の受付では、患者が質問表を書くのを待ったり、それを薬剤師が改めてレセコンに打ち直したりと、様々なロスが発生しています。ピーク時などは患者の待ち時間が多くなり、クレームにつながるリスクもあります。
自動受付システムを導入すれば、処方箋をスキャンするだけで受付が完了。レセコンに打ち直す手間もなく、受付の無人化が可能です。
レセコンから出力されたデータを薬剤師が確認しながら薬剤を実際に調製・ピッキングする
調剤を手作業で行う場合、薬をピッキングし、一袋ずつ均等に分ける必要があり、手間と時間がかかります。人の手による調剤は過誤が起きやすく、毎回神経を使わなければならないため、薬剤師の精神的な負担も大きくなります。
軟膏調剤を手作業で行うと、計量したり練る際にロスが生じてしまいます。一日に100件以上の軟膏を処方する薬局などでは大量のロスによるコスト増加が問題となることも。とくに冬場は長い時間練る必要があり、薬剤師からは衛生面が気になるとの声もあります。
自動分包機を導入すれば、マシンによる正確な一包化ができるようになり、調剤過誤を防ぐことが可能です。鑑査システムも一緒に導入すれば、調剤スピードが飛躍的にアップ。大量処方や多種多様な薬の調剤がスムーズに行えるようになり、薬剤師の精神的な負担も減らすことができます。
薬剤師が鑑査(処方内容の確認と正しい薬が揃っているかどうかの最終確認)を行う
鑑査をアナログで行う場合は、処方する薬剤の種類と数量にミスがないか、調製を行った薬剤師とは別の薬剤師がチェックする必要があります。鑑査は調剤過誤を防ぐ上で重要な業務なので、神経を使わなければならず、薬剤師の精神的な負担も大きくなります。
調剤鑑査支援システムを導入すれば、薬をトレーにセットするだけで全薬剤の種類や数量を識別できるようになり、調剤過誤を防止できます。薬剤のチェックも機械で正確に行えるので、作業時間を大幅に短縮し、薬剤師のストレスも軽減できます。
投薬カウンターで患者に薬剤を渡し、薬の説明や用法の確認等を行う
調剤業務や薬の説明に時間がかかってしまうと患者の待ち時間が増え、クレームに繋がることも…。そのためには、待ち時間を減らす取り組みが必要です。
呼び出しベルやアプリの呼び出しシステムを使えれば、混雑する待合室で待つこともなく、患者さん側からしたら感染を心配する必要もなくなります。 処方箋を渡すために薬局に行かず、処方箋をもらったその場でアプリから送信。薬ができたら取りに行くだけでOKです。また、オンライン服薬指導のアプリを導入すれば、忙しくて薬局に行けない人や、体が不自由で在宅指導を受けたい人なども便利に薬局が利用できます。
調剤機器を扱っているメーカーは数多くあります。ここでは調剤機器を取り扱っているメーカーと調剤薬局向けのシステムを提供している会社38社をご紹介します。
総合的な調剤機器メーカー。錠剤分包機Xanaシリーズをはじめ、散薬分包機、鑑査システム、自動調整棚、受付機器など、多彩な機器で薬局DXを支援します。
年間供給数は8,000台以上。中でも人気の錠剤分包機には全機種にバリアブルカセットを搭載し、13台のラインナップを取り揃えています。
参照元:湯山(https://www.yuyama.co.jp/recruit/)2022年8月24日調査時点
コンパクトな調剤機器を豊富に展開しているメーカー。60cm四方のスペースに設置ができる錠剤分包機や、iPad touchを使った鑑査装置などもあり、小規模からDX推進に取り組めます。
車いすメーカーとしても有名な日進医療器では、シンプルなボタン操作で錠剤・粉剤・混合の分包が行える自動分包機を扱っています。本体価格が58万円~と安いので小規模薬局にもおすすめです。
富士フイルムの画像処理技術が搭載された鑑査システムなどを扱っています。PROOFITは、薬剤を乗せて撮影ボタンを押すだけで鑑査を行えるのが便利。アプリケーションの更新なども自動で行えます。
錠剤と散剤の両方に対応した6種の分包機をはじめとした調剤機器を取り扱っています。手軽に操作できる卓上型分包機の取り扱いも豊富なので、小規模の薬局でも導入しやすいでしょう。
動物病院を対象に医療機器を販売しているメーカー。操作性に優れた全自動散薬分包機を2種取り扱っています。錠剤の分包を効率化するユニバーサルカセットやバリアブルカセットの搭載も可能です。
Windyでは調剤鑑査システムらくRECをはじめ、電子薬歴システム、薬剤自動除包分配機、薬情発行ソフトなどを扱っています。薬局、病院、それぞれに合わせたシステムの導入が行えます。
レセプトコンピューターを開発したメーカーでもあるPHCは、医療機器を主とする多様な事業を世界で展開しています。
自動機械装置の製造販売を行うCKDでは、医療用包装機・メディカルプリスタを扱っています。包装資源のムダを抑える仕様でスピーディーかつ省エネ運用が可能です。
医療機器の卸販売を行っている村中医療器では、小型から全自動まで計3台の錠剤散薬分包機を扱っています。ハイスペックモデルに当たる全自動分割分包機は、毎分55包の速さで多種多様な薬の一包化が行えます。
分光分析技術を用いた医薬品判別システムを提供しているウィズレイでは、散薬の鑑査が行える支援装置を扱っています。包装フィルムの外から中身を判別し、処方箋と合致しているか判断できます。
東京メディコムホールディングスでは、電子カルテ・レセコン・電子薬歴等の医療機器販売や、システム化のサポートを行っています。調剤機器はバーコード識別ができる鑑査システムを扱っています。
モバイル端末用の薬剤鑑査支援アプリ「Meding.鑑査MC」ではスマホ撮影で薬剤の鑑査が行えます。初期費用も安く、個人薬局でも手軽に導入できるでしょう。
電子機器メーカとして、産業用コンピュータや計測制御など、ネットワークの分野で技術開発をしています。
医療全般に関連するシステムのコンサルティングや開発を行い、医療安全の確保に貢献するための様々な事業を行っています。
医療機器の製造販売を行っている日本ベクトン・ディッキンソンでは、入庫とピッキング業務を自動化する「BD Rowa™ システム」の導入が行えます。3,000品目を越える大量の薬剤管理が可能に。
軟膏調剤機「なんこう練太郎」を開発・販売しているメーカーです。時間のかかる軟膏調剤が最速30秒で完了します。混練重量によって4つのマシンから選べます。
調剤機器の総合メーカーで、軟膏調剤機の他にも調剤に役立つ備品を豊富に取り揃えています。軟膏ミキサーの上位モデルは、リンデロン®200g容器にも対応しています。
POSや接客支援、チケット販売、賃貸システムなど、様々な分野の業務支援システムを開発しているメーカー。調剤機器は一包化鑑査支援システムを扱っています。
「オークラ情報システム」は、ソフトウェア開発やコンピュータシステムの運用、保守、パッケージソフトの製造、販売などの業務を手掛けている企業です。市場のニーズに合わせ「医薬品在庫管理システム薬VAN」、「複数同時画像照合システム 鑑査レンジR」などの開発と販売を行っています。
IT技術を駆使してコスパに優れた商品をさまざまな薬局に提供している企業。創業当初より、医療業界に携わる方々が働きやすいよう、環境を整えることに注力しています。同社の主力製品である調剤監査支援システム「MediMonitor」は、薬剤師の調剤過誤を防ぎ、業務の効率化を目指せることで知られています。
同社は薬局運営に関する店舗管理システムや、調剤過誤を防ぐためのWEB進化形ピッキングシステムなどにも対応しています。調剤業務に対して多角的に関わり続けている企業です。日々の変化にスピーディーに対応できるよう挑戦し続けています。
石川県小松市に拠点を構えるアサイクルは、薬局支援サービスの企画・開発・運営設立などの事業を行っている企業です。単なるシステム販売ではなく、ITを通じた「サービスの提供」を行うという理念のもと取り組みを行っています。
調剤業務にあたるスタッフのピッキング作業をサポートする「EveryPick」をはじめ、医療現場の利用者や関係者のために、さまざまな支援システムを提供しています。ICTを活用したシステムで薬局の業務をサポートしており、未来をみすえた調剤店の支援に力をいれています。
クカメディカルは、さまざまな展示会にも出展している、ピッキング・散薬監査システム「ミスゼロ子」の開発・販売を手がけています。レセコンと連携することはもちろん、使いやすいハンディ端末で、薬剤のピッキング防止を支援する同システムは、さらに散薬監査や在庫管理といったシステムとも連動可能。
株式会社佐賀電算センターが調剤薬局を対象に開発した在庫管理システムの「Retriever One」は、個店や小規模の薬局に特化したシステムとして知られています。また、薬局の経営管理システムである「Retriever」の開発を手がけたのも同社。業務の効率化や省人化をサポートします。
誰でも使えるを大切にしたソフトウェア開発に取り組んでおり、調剤監査システムについても薬のバーコードを読み込むだけという手軽さが魅力です。専用機器は不要で、薬局のスペースを圧迫する心配はありません。レセコンメーカーとの連携も行なえ、現行のシステムのまま導入できます。
1997年に保険薬局向けレセプトコンピューターをリリースして以来、多様な保険薬局システムの開発に取り組んでいるシンク。800を超える薬局に採用されている実績(※)があり、サポート体制も整っています。ピッキング監査システムはタブレット型になっており、簡単な操作性と使い勝手の良さが魅力です。
(※)参照元:株式会社シンク公式(https://think-com.co.jp/message/)
電子薬歴一体型の調剤薬局用レセコン「ファーミー」やピッキング監査システムを開発・販売しています。アフターサポートにも力を入れており、リモート支援サービスを導入。パソコン画面を共有しながら、システムの操作やパソコントラブルなどを相談できる体制が整っています。
シグマソリューションズは医療とICTを繋ぐスペシャリストで、シグマコネクトなど多機能を搭載している「調剤薬局ソリューションシステム エリシアS」と、薬局に関わる業務をオールインワンで実施できる「調剤薬局ソリューションシステム Elixir2」を取り扱っています。
調剤監査システムCube.iや水剤・散剤監査システム、持参薬監査システムなどの製造販売を行っています。コンパクトな仕様で調剤室の広さに関わらず設置可能。幅広い薬剤に対応しており、薬の種類や数量をチェックすることで調剤過誤を防止します。
ソルブはiPZS(注射調剤・監査支援システム)など病院向けの機械・システムを提供しています。iPZSは1人で監査可能な環境が実現可能であり、低コストで導入できるのも特徴です。ソルブはメディカル部門の他にデザイン部門があり、病院の広告デザインやホームページ制作なども対応しています。
2009年からレジメンシステムの開発を開始した未在ADシステムズ。注射薬自動払出し装置では、スピーディーな払出だけでなくITカメラが薬品カセット位置を常に画像でチェック。輸液やプラアンプル、大小バイアル、大小アンプル、包装品、箱入など様々な薬品材形に対応しています。
成分計や水分計、調剤ミキサーなどの製品を開発、設計、製造しているビートセンシング。おくすりmiksiは1台で調剤の粉砕や軟膏材の混合などを行うことができ、鋼材は10g、20gの少量軟膏混合から行うことが出来ます。卓上でコンパクトな仕様になっているので置き場を選びません。
キヤノンメディカルシステムズグループの一員として、1953年に創業してから培ってきたノウハウで、医療現場で使用される機器・消耗品・システムの販売・健康管理・介護・調剤に関するサービスの提供を行い、現場のさまざまな課題に取り組んでいる企業です。
S&Sエンジニアリングは、シンフォニアグループとして医療現場に関わるさまざまな製品を提供している会社です。医療に関わる人々がハッピーでいられることを目標として、製品づくりを行っています。
無菌調剤関連製品を含め、在宅医療サポートや感染防止対策製品などの事業を行っている会社です。分包器に関しては、少量多種の分包やコンタミネーションが許されない薬の分包用として高い評価を得ています。
ソフトウエアビジョンでは、腎排泄型薬剤処方監査支援システム「compRete」を提供しています。腎排泄型薬剤処方に対する注意喚起機能や腎機能に応じた推奨投与量設定支援機能を備え、薬剤師の処方確認の負担を軽減し、効率的に業務が進められるようにサポートします。
ファイネスは、医療と健康にかかわるすべてをトータルサポートし、それぞれの顧客の立場に立ってサービスを提供している会社です。各種調剤機器を多数取り扱っており、支援システムの種類も豊富。調剤薬局ごとに合った調剤機器・システムが見つかります。
水野は、薬局としての機能を果たしながらも、医療機器の販売やソフトウェアの開発及び販売を行っています。薬局の業務を支援する薬歴システム・業務統合システム・監査システムなどは、すべて自社で開発。歴史のある薬局でありながらも、時代に合わせて常に変化する姿勢を大切にしながら、時代のニーズに合うサービスを提供しています。
調剤薬局業務に関わるシステムの企画・開発・販売・保守を行うイーグル。各調剤薬局が患者様に対してスピーディーで確実に業務が行えるように、技術を駆使してさまざまなソリューションを提供しています。
三菱電機ITソリューションズは、さまざまな業種・業務に向けたソリューションを提供しています。その中の一つとして、介護・医療・調剤薬局向けのソリューションで調剤薬局のICT化、経営改善の提案やシステム構築、運用サポートを行っており、それぞれの部門業務がスムーズに連携できるようにサポートします。
ハイブリッジは、電子薬歴システムを主力製品として薬局に必要なシステムの開発からメンテナンスまでの一貫したサービス体制で提供。薬局がかかりつけ薬局として機能するために必要な取り組みの数多くを、より効率的に実践するために適したツールを豊富に取り揃えています。
ベネストの提供している調剤システム「Prescure」は、見やすい画面と扱いやす操作性で、院内薬局の幅広いスタッフがスムーズに運用できます。調剤関連の情報を一括で管理できるため、Prescureで業務を完結できるほか、注射に関わる業務を効率化させる機能が充実しているなど、院内薬局業務を幅広くサポートしてくれるシステムです。
ノアメディカルシステムでは、さまざまな調剤に関わるシステムを提供していますそのうちのひとつであるNO@H FOR THE PHARMACY V7では、患者情報の入力を省略できる2次元コード読み取りシステムや、オプションでオンライン資格確認機能を搭載できるなど、業務効率化を加速させる機能が網羅しています。
メディカルリソースが提供する「JP調剤System」は、現場で活躍している約2,700名もの薬剤師の声を集めて開発された調剤システムです。わかりやすく見やすい画面で、パソコンに苦手な人でもスムーズに操作できるほか、薬剤師が実際に使用する上で重要なもの、使用頻度の高いものを集めて機能的に構成されています。
田無薬品が提供している「OkusuriAI鑑査システム」は、処方箋をコードで読み込んでデータ化できることに加え、データ化した情報をシステム内で効率的に管理できる点が特徴です。1ヶ月の無料トライアルを提供しているので、実際に利用しながら十分操作性を確認した上で導入を検討できる点が特徴。今後新たな機能の追加も予定されています。
エムシーエスが提供する「調剤Melphin/DUO」は、わかりやすい操作画面と大きく見やすい画面で、調剤関連業務を効率的に行えます。在宅医療に関する支援機能も教科しており、幅広い医療に対応している点もポイントです。エムシーエスで用意しているオプションを利用することで、支払いや会計処理も効率化できます。
グッドサイクルシステムでは、調剤薬局の業務を効率化させるさまざまなシステムを提供しています。中でも「MAPs for PHARMACY DX」は、処方箋の管理から記録、服薬指導、本部との連携まで、一連の業務をすべてクラウド上で管理できる画期的なシステムです。グッドサイクルシステムの提供するほかのシステムと連携すること可能です。
NeoXの提供する「薬師丸賢太」は、処方箋のレセコン入力を10秒で完了できる画期的なシステムです。処方箋をスキャンして内容を目視できるため、入力ミスを防ぐことができる上に業務効率化につながります。設備の初期投資が必要なく、初期費用0円で導入できる点も魅力です。NeoXではスマホ版の1ヶ月無料トライアルを実施しています。
ズーの提供する薬局業務トータル支援システム「KUSUDAMA」は、調剤業務から会計までを、トータルでサポートするシステムです。対面業務に特化した構成となっており、タブレット端末を採用してどこでも薬剤の説明や服薬指導ができるように考えられています。また患者の待ち状態を確認でき、スムーズな業務遂行が可能な点もポイントです。
データインデックスの提供する総合医薬品情報データベース「DIR」は、1990年から蓄積された医薬品情報が網羅されているデータベースです。調剤における注意事項もデータベースに格納されているため、薬剤師のリスクマネジメントを実現します。厚生労働省の標準に則った医薬品名を採用しているため、データを取り出しやすい点が特徴です。
カケハシでは、さまざまな場面で薬局業務の効率化を実現するシステムを提供しています。どのシステムも保守サポートが充実しているため、不安なく導入できる点が特徴です。薬局業務の効率化だけでなく、人材育成にもつながるサービスとして多くの薬局で導入されています。更新料不要でランニングコストを抑えた導入が可能です。
マイシンは、オンライン医療に特化した事業を展開している会社です。マイシンが提供sいているクロンお薬サポートは、オンラインでの服薬指導ができるシステムで、来局が難しい患者にオンラインで顔を見ながら服薬指導を行えます。多くの医療機関でマイシンの製品を導入しているため連携を取りやすく、活用しやすいと高評価を得ています。
ファーマクラウドでは、薬局で動きのない薬品の在庫管理や消化を促すサービスを提供しています。薬品を出品して販売できるほか、近隣の薬局とシェアをするなどの方法で自局の在庫を管理することが可能です。「メドオーダー」と「メドシェア」の2つのサービスを提供しており、いずれも低コストで導入でき、簡単な操作で運用できます。
アクシスが提供している電子薬事システム「Medixs」は、クラウド型で外出先や自宅からの作業が可能であるほか、誰でも簡単に使用を開始できる点が特徴です。薬歴の入力時間を大幅に短縮できるため、患者の対応など重要な業務に時間を費やすことができます。またデータが蓄積されても動作スピードが遅くならず、快適に使用できる点もポイントです。
セイコーソリューションズが提供する調剤薬局向けPOSレジシステム「NeoPOSファーマシー」は、調剤薬局向けに開発された会計システムです。全国にある調剤薬局の声を反映したPOSシステムなので、調剤薬局での会計業務の効率化に貢献します。操作方法がわかりやすいため、機会が苦手な薬剤師でもスムーズに使える点がポイントです。
アルコムが販売している調剤薬局向けの防犯カメラ「コネクトピー」は、レジ周りに設置して不正や盗難などの防犯対策や、調剤ミスの防止などに活用できます。レンタルプランだと低コストで利用できるため、コストを抑えて調剤薬局の防犯対策がしたいと考えている薬局におすすめのシステムです。無料トライアルを利用して、実際に試した上で導入を検討できます。
Seven Dewでは、オリジナル自社製品の開発や製造のサポートを提供しています。自社製品を開発したいけれど、アイディアを形にすることができない企業に向けて、開発の代行やアドバイスを提供している会社です。Seven Dewで開発したN-aidは、分包された錠剤を目視で確認しやすくなるように、現場で働く薬剤師の声から開発されました。
ユニケソフトウェアリサーチは、ソフトウェアの自主開発や、金融システム事業などを展開している会社です。ユニケソフトウェアリサーチで提供している電子薬歴レセコン一体型システム「P-CUBEn」は、薬局業務の効率化を幅広くサポートするシステムです。見やすいレイアウトと使いやすい操作で、機会が苦手な人もスムーズに操作できます。
インフォテクノは、調剤監査システム「audit」をはじめ、薬局業務を効率化させるさまざまなシステムを提供しています。10年以上の開発実績があり、その歴史の中で培ったノウハウを活かしたシステムを提供している点が特徴です。auditにおいては、導入した薬局から「監査業務に自信を持って臨めるようになった」という声が多数あります。
システム開発からデジタルを用いた空間デザインまで、幅広いものづくりを展開している「チームラボ」では、薬剤鑑査システム「ダブルチェック」を提供しています。薬剤の画像を瞬時に認識し、15,000種類以上の薬剤をチェックすることで投薬ミスを防ぐシステムです。導入しやすい価格帯と、場所を選ばず設置できるコンパクトなサイズ感が特徴です。
小西医療器では、薬局向けシステムをはじめ、医療に関わるさまざまなシステムやサービスを提供しています。薬局向けシステムとしては処方鑑査チェックシステムや薬袋発行システムなど複数のシステムを提供しており、いずれも調剤業務の効率化を実現します。1946年の創業以来、医療業界を支える事業を展開している会社です。
複数の調剤薬局を運営しているはぐろ薬局では、フリーソフトとして粉薬の調剤情報を記録できるシステム「散薬鑑査システムAstraea」を提供しています。パソコンや電子天秤など、鑑査に必要な設備を用意することで、低コストでの調剤鑑査システムを導入することが可能です。「散薬鑑査システムAstraea」は、Windowsのパソコンに対応しています。
中島紙工では診療所用、薬局用と2種類の薬袋発行システムを提供しています。そのうち薬局のDX化に役立つ「薬ちび君II」はレセコンに処方を入力した後、画面をワンタッチするだけで薬袋を発行してくれるシステムです。印刷が鮮明で読みやすく、一包化処理にも対応しているため、ご高齢の患者様にも使いやすい薬袋を発行できます。
キュアから薬局のDX化のために提供されているサービスは、「ファーミット」という名称の薬袋・薬情発行ソフトです。薬剤情報文書発行・薬袋発行・患者薬歴管理の3つの機能を搭載しており、手を触れずともフルオートで稼働してくれることが特徴となります。またオプションによって、お薬手帳機能を付加させることもできます。
マルエム・システムクリエートでは7種類の調剤機器を揃えています。保険薬局支援システムや薬袋ライター、投薬調剤記錄システムなどがあり、薬局ごとの課題にあわせて選んだり、組み合わせて薬局のDXをさらに推進させたりできます。在宅機能やタブレットでの記錄に対応するなど、幅広い用途に対応するよう配慮された製品群です。
エナではさまざまな用紙に対応する、薬袋印刷用のマルチプリンターを提供しています。対応する用紙は平薬袋・ガゼット薬袋横マチ・角底薬袋・二方薬袋・裏透明薬袋・普通紙・ラベル紙・ロール紙などで、さまざまな薬局のDX化推進に役立つプリンターです。開発から製品評価までを一貫体制で行っており、信頼される製品づくりに努めています。
シンリョウは医療用印刷製品を主に開発・提供する企業です。また投薬瓶やホスピタルユニフォームなど、医療関係の製品も幅広く取り扱っています。薬局のDX化推進に役立つ製品としては、薬袋業務効率化ツールや、軟膏練り機・練り台などがあげられます。調剤業務を効率化させるためのトータルサポートも行っているため、薬局のDX化に役立つ企業です。
ワイケイエス.ファーマテックは、調剤薬局の業務効率化をはかるための製品を多く提供する企業です。オリジナルの薬袋を印刷できるレセコンやオンライン資格確認システム、在庫管理や鑑査を行うシステムまで多彩に揃っています。本社は関東地方の中心にあるため、エリア内であれば代替機の交換といった緊急時にも迅速に対応してくれます。
ジーネックスから提供されている調剤機器は、レセコンをレンタルできるという「れんたろう」です。レンタル形式であるため、12ヶ月の契約後は1ヶ月ごとの更新が可能。オンラインサポートや導入研修などのアフターケアも充実しています。故障やバージョンアップの更新でも追加費用がかからず、ランニングコストを抑えやすいシステムです。
産業分野と医薬分野に対応する機器を提供しているのが中洲電機です。医薬分野ではPTP除包機を開発しており、小さな薬剤から割れやすいカプセルタイプまで、薬剤を傷めずに除包できることが特徴。ヒート屑の発生を抑えるためゴミの削減にも役立つ上に、省スペースで調剤作業台やカウンターの上に設置しても無理なく使えることが魅力と言えます。
薬局運営に関わる幅広い業務効率化を実現する「調剤くんV7」を提供しています。業務に関する機能だけなく、薬剤について患者に説明するうえで役立つ簡易な表現をデータベース化。業務効率化だけでなく患者へのサービス向上にも活躍するシステムです。サポートサイトが用意されており、操作方法の確認などに活用できるほか、電話サポート窓口を完備していつでも不明点を問い合わせられる環境を整えています。
ITを活用した薬局業務の効率化を実現するサービスを提供しています。クラウドレセコンは低コストでサービスの利用を始められることに加え、500回以下の受付であれば月額利用料がかからない点が大きな特徴です。無償で日中のチャットサポートを提供していますが、オプションで電話サポートも利用できます。初期費用を抑えたサービス利用を希望している薬局に適しています。
遠隔服薬管理システム「かれん」を開発・販売しています。広く利用されている「お薬カレンダー」をデジタル化したシステムです。患者はこれまでと同じ使用方法で服薬を継続するたけなので、高齢者も気軽に導入できる点がポイント。服薬時間の通知をする、服薬忘れが生じたら薬局側に通知が入るなど、効率的に患者の服薬状況を把握できます。
薬局や医局向けに、さまざまなシステムを開発・販売しています。調剤業務を効率化するシステムも多数提供しているほか、ソフトウェアレンタルの製品は安価で手軽に導入できる点がポイントです。システムによっては他システムと連携して、より業務効率化を目指せるものもあります。薬歴管理や薬局運営に必要な機能を網羅したシステムが揃えている会社です。
プリンターや周辺機器、消耗品を販売している会社です。調剤薬局向けにラベル印刷機器を数種類販売しています。調剤薬局のほか、クリニックや病院向けに診察券発行システムを販売しているなど、医療向けの製品が充実している点が特徴です。調剤薬局向け機器としては、お薬手帳のラベルはこうシステムや、薬袋ラベル発行システムなどがあります。
調剤の自動化、投薬の無人化、処方箋の電子化に対応しているシステムです。調剤業務を効率化するだけでなく、薬局業務を幅広くサポートしてくれます。調剤ロボットと電子データを連動させた技術は特許を取得しています。省電力で環境にやさしく、Wi-Fi通信で柔軟な運用ができる点もポイントです。
AIを活用した調剤支援システム「まもる君」を提供しています。処方箋をスキャンして素早く調剤内容やチェック項目の確認を行い、調剤作業の効率化を実現できる製品です。スタッフの経験やポジションに応じてチェックレベルをカスタマイズできるため、不要な作業をカットできます。保険点数のチェックなど、調剤以外の業務も効率化できる製品です。
Android端末やアプリで使用できる調剤監査システム「Medi Monitor」を提供しています。新たにコンピューターを導入する必要がなく、初期費用が無料で月額料金のみで使用開始できるため、導入しやすい点が特徴です。1薬局ごとの料金設定なので、端末が増えても追加料金が発生しません。端末は最大99台まで接続可能です。
医療機関向けのシステムを専門に開発・販売しています。調剤システムはパソコンやプリンタなどの機器がすでにあれば、低コストでの導入が可能です。直感的な操作で機械に不慣れな人でも扱いやすく、さまざまな作業を効率化します。サポートは電話やリモートで行っているほか、導入時は担当者が直接訪問してサポートをするので心強いです。
調剤薬局の業務を効率化できる、さまざまなシステムを提供しています。業務効率化だけでなく、ランニングコストの削減にもつながる製品もあり、多方面から薬局の運営を支援している会社です。充実したサポート体制を整えており、専用のサポートダイヤルを設置しているほか5年間の保守サポートがつくため、導入後は不安なく運用できます。
三駆では、水剤を1回分ずつ分包できる「おくすりちゅーちゅー」や、処方せん共有システム「プレキャス」を提供しています。おくすりちゅーちゅーを活用することで、正確に1回分の服薬を行えることに加え、衛生的に水剤を管理できます。乳幼児の服薬を不安なく行える調剤システムです。オプションで処方ラベルを印刷できるプリンターを接続できます。
調剤薬局向けに、調剤における薬品のピッキング業務を効率化するシステムを提供しています。現在使用している薬棚にそのままシステムを導入できるため、初期費用を抑えた導入が可能です。ピッキング業務は薬剤師以外の人でも行えるので、ピッキングを補助の人が行い、調剤を薬剤師が行うことで、人手不足の解消にも貢献します。
医科、調剤に向けた業務効率化を実現するための製品を多数提供しています。調剤向けシステムにおいては、薬剤師の業務効率化を可能にする電子薬歴システムや、調剤作業をサポートするオプション製品などを提供している点が特徴です。導入後のトラブルはリモートメンテナンスで対応しており、一緒に画面を操作しながらスピーディーなトラブル解決を実現します。
生薬に特化した調剤機器を提供しています。煎じ薬を作成する機器や自動分包機などを中心に、消耗品にも対応している点が特徴です。分包機は量や薬包のサイズを選んで分包できるため、さまざまな漢方薬に対応できます。扉が開いていると動作しない設計に加え、作動中に扉が開いたら強制停止するなど、安全面に配慮している点もポイントです。
在宅医療のニーズが高まっていますが、薬剤師はどのように在宅医療へ参入するのかと悩んでいる薬局もあるのではないでしょうか。今後調剤薬局がどのように在宅医療に参入するのか、始め方をご紹介します。
国が推進する「地域包括ケアシステム」では、薬剤師が在宅医療の一端を担う存在となることが求められていますが、実際にはどのように参入すれば良いのでしょうか。在宅訪問を始めるまでの準備や、主な流れをチェックしておきましょう。
在宅訪問を行うためには、役所に必要な届け出を提出し、薬局でも様々な文書を作成しなければなりません。薬局内で掲示するものや、利用者に記載してもらう文書など様々な種類があります。届け出や書類の準備には時間がかかるので、早めに準備を行っておくと良いでしょう。
薬局業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる背景はなぜなのか、薬局の今後について解説します。
薬剤師の業務は従来、基本的に「物」を中心に扱っていましたが、2020年度の調剤報酬改定では薬局の「対物業務」から「対人業務」への構造的な転換を推進。薬剤師業務が対人へとシフトするように求められるようになっています。
IT化が急速に進む中、近い将来、薬局でもAIが処方箋処理や薬の在庫管理などを行うようになります。そこで薬剤師に求められるのがAIでは行えない対人業務です。コミュニケーションスキルの向上や、ITを用いた服薬指導などが必要になると考えられます。
チーム医療の一員として、薬剤師には薬物療法の質の向上と安全性を確認する役割があります。医師に代わって患者へ薬に関する丁寧な指導を行ったり、薬の相互作用の確認や、患者の重複投与防止といった安全面での介入も求められています。
2025年問題により、今後は在宅医療の知識と経験をもった薬剤師のニーズが高まります。 また、年々薬局薬剤師のニーズも増えているため、コミュニケーションスキルは必須と言えるでしょう。日頃からかかりつけ薬剤師として患者に寄り添い、在宅訪問にも柔軟に対応できる薬剤師が理想です。
調剤薬局・ドラッグストアなどの薬局経営にまつわるコラムをはじめ、様々な役立つ知識をご紹介します。